スノーボードのメンテナンススタンドを作る
またスノボーかよ!という感じですが、どうか怒りをお鎮めください。
今回は、スノーボードにホットワックスをかけたり、スタンスの調整をしたり、はたまた乾燥のときにも役に立つであろう、メンテナンススタンドを作りました。要するに、なにかと便利な台ですね。
通常スノボーのメンテナンススタンド、あるいはチューニングスタンドというのは、こんな形をしています(下のリンク)。
このタイプは、折り畳みができてしまうのに便利です。がしかし、安くてもお値段5000円~と、なかなかアンリーズナブルな価格で売られています。そこで、適当に作ってしまえばいいや、ということで作りました。
材料
- 木材
・・・ 角材 30mm x 30mm x 910mm 2本(通常売っている3尺棒そのまま)
・・・ 角材 30mm x 30mm x 290mm 4本(600mm(2尺)棒から2本切り出す)
・・・ 角材 30mm x 15mm x 450mm 2本(910mm(3尺)棒から2本切り出す)
- 木ねじ 3.8mm x 38mm 16本
- 滑り止めマットやウレタンマット等(幅30mm、長さ450mm以上取れるもの)
- 滑り止めマット貼り付け用の両面テープ類
角材は適当に長さを設定しています。910mmは少し長すぎますが、カットの手間があるのでそのまま使います。高さにあたる290mm棒はお好みです。しかし高さを出すには強度もいるので、梁を入れるなどの工夫が要ります。290mm程度なら適当でも壊れやしません。ボードを載せる天板的存在が450mmの棒です。ボード幅は30cm程度なので、少し余裕を持たせています。ここまで長くなくても大丈夫です。
普段から木材のカットは購入時にお店にお願いしてしまいます。サイズに関わらず、1カット50円程度でやってもらえます。寸法が多少狂うのはいいが、長さは全てきっちり揃えたい、なんてときはこちらのほうが確実です。
滑り止め等はボードを置くところに貼り付けて、傷などを防ぐ目的で使います。100均の滑り止めマットでもいいですし、ウレタンマットのようなちゃんとした緩衝材でもいいと思います。
下穴をあけよう
ビス(ねじ)仕上げ・釘仕上げに関わらず、下穴をあけずに打ち込むのは割れの原因です。特に今回のように細い角材は、下穴無しでは必ず割れます。
最近購入したカインズホームのインパクトドライバーです。パワーがありすぎるので注意。本来穴あけや小ビスにはドライバードリルの方が向いています。多分そのうちそっちも買います。
(参考 → ドライバードリルとインパクトドライバーの違い | DIY工具紹介部)
リョービ(RYOBI) インパクトドライバ CID-1100 657100A
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ねじ頭を隠す穴をあけよう
下穴を開けるだけだと、ねじ頭が木材の表面から突出してしまいます。引っかかって危険だし、板を扱うのにあまりよろしくないので、先にねじ頭が納まる径の穴を浅く開け、その中に下穴をあけました。今回の3.8mm x 38mmビスでは、6.5mmの穴に3mmの下穴を開けるのがちょうどよかったです。またビスが一本しか打たれていないと接合部が回ってしまうので、必ず1箇所に2本以上打ち込みます。あと接合面には木工用ボンドを塗って強度を上げておきます。
木が削れた粉をボンドと混ぜて、ねじ頭用にあけた穴につめておくことで、見た目がかなり改善されたりします。ボンドは結構木工作業で必需品になるので、是非一つはお持ちください。
なんやかんやで完成させよう
あとは適当に作業を進めて・・・
こんな形になれば完成です。めっちゃくちゃ適当です。30分くらいでできました。
滑り止めを両面テープで貼りました。これが結構大事です。
一応完成しましたが、ホットワックスがけなどで使うための実用強度があるかどうかはまだ分かりません。使ってどんな感じか、後日追記しますね。
2016年2月19日追記
17日に再びノルン水上スキー場へ行きましたので、その際にホットワックスをかけてみました。
下に新聞紙を敷きます。
ワックスを塗りました。冷えるのを待ちます。
冷えたところでスクレーパーをかけると・・・
絶好調です。。。多分まだへたっぴなので無駄が多い。。
というわけで、強度的にも問題なくつかえました。剥がしたワックスがこびりついてしまうのは問題ですが、それは素材が何であろうと生じる問題なので気にしません。
というわけで、皆様も簡単な工作、是非ともしてみてくださいね。