ディアウォールで壁面収納棚作成! ~番外:机作成編~
既にディアウォールは関係なくなっていますが、今回は壁面収納の下に机を置いて、作業デスク化することも目的でしたので、机作成の記事も書いておこうと思います。
他の工程は以下から!
使用材料
天板については、棚板と違って一枚板の方がいいに決まっているので、パインの集成材を使いました。ディアウォール用に柱材を買ったとき、18ミリ厚の3尺x6尺(1820mm x 910mm)板が広告特価で5000円弱だったため、それにしてしまいました。でもやっぱりジョイフル本田の方が質のいい板を安く扱っていましたね。ちょっと後悔。
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集成材てのはこんな感じのやつです。
足には2x4材、天板を支える枠には赤松か何かのプレーナー処理された角材を使用してます。
また、机の着色にはステインを使用し、ウレタンニスで表面仕上げをしています。
天板と足を繋げるのにもダボを使う
今回の一連の作業では、棚受けをねビス止めしている以外には、一切釘やビスを使用しておりません。というわけで、机も固定はダボとボンドです。取り外しが利かなくなりますが、どうせ外したりしないのでいいです。笑
天板と足部分に穴を開け、ダボを埋め込みます。棚板と一緒です。この後ボンドで張り合わせていきますが、その前に面取り加工を行います。
天板の面取りをする
この写真は、天板の角にかんなかけをした後の状態です。少しいびつになってしまいましたが、この後100番程度のやすりを当て、丸くしていきます。安全性もそうですが、角を落としておくことで、机自体と塗膜の保護にもなります。
ステインとニスで仕上げる
写真はステインだけ塗った状態です。今は水性ステインてのが普通に使えるんですね。まあ昔からあったのかもしれませんが。
今回はジョイフル本田にしかなかったアクレックスの水系というのを使用しましたが、和信の水性オイルステインやアサヒペンの水性ステイン等でも同様に使えるはずです。仕上げのウレタンニスも、水性のものを使用しました。
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水性は臭いが無いので助かりますが、塗った後に少し木の表面が毛羽立つ印象があります。どうせ上からウレタン塗るのでいいですが、2回塗り程度で終わらせる気なら、ステインを塗った後、乾燥後に細かめのやすりでならしてからウレタンに入ったほうがよさそうです。
ちなみに、ウレタンニスはウレタン樹脂という強度のある塗膜で保護してくれるニスなので、机など実用家具の表面仕上げに最適です。ホームセンターでは、ラッカークリアーやウレタンクリアーという名称で缶スプレーの表面コート剤が売っていますが、ラッカークリアーというのがホビー向けなのに対して、ウレタンクリアーは自動車表面だったり、ヘルメットのカラーリングをした仕上げに使ったりと、強度の面でかなりのアドバンテージがあるようです。
また、ワックスはウレタンニスを弾いてしまうようなので、ベースの着色にはステインを用いた方がよいでしょう。ワックスはあくまで仕上げ剤(表面保護効果は無い)だと思った方がいいようです。
今回は5回塗りくらいで仕上げました。結構ピカピカです。最後の一回を塗る前には、霧吹きをしながら番手の細かい耐水やすりで表面を整え、よく絞った布で水拭きしてカスをふき取っておきます。最後に塗った後はやすり等の処理は何もしません。
あとはしっかり乾燥させれば完成です!ちなみに、樹脂は1週間程度経たないと完全硬貨はしないようなので、硬くて重いもの、鋭いものが当たっているとそこだけ凹んだりする可能性があるので、なるべく何も載せない状態で1週間程度は過ごしましょう。
以上、壁面収納&机制作の記録でした。まだ作業しながらブログ用の写真を撮るというのに慣れていないので、大変見にくい記事になっていると思いますが、何かの参考になれば幸いです。
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