2024/6/8 放送 アナザースカイ(ゲスト:杏さん)

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先日、アナザースカイで杏さんがゲストとして出演されていました。 www.ntv.co.jp

フランスに移住されてからの暮らしぶりについて色々と紹介されていましたが、改めて憧れてしまう方だなあと思いました。
カッコつけていないのがカッコいいというか、気取っていないんですよね。なんでも一生懸命に取り組む姿勢は、非常に尊敬します。昔から好きな女優さんの一人です。

ただ一つ感じたのは、私も少し似ているかもしれないなという印象でした。世界で活躍するモデル・女優であり、フランス移住も決めてしまうようなバイタリティを持った方と似ているというのもおこがましいのですが、私もたいていの物事に対して真面目に、懸命に取り組むタイプです。

これはあらゆることに当てはまり、仕事だけでなく、家事や趣味、その他あらゆることに対して可能な限り最善を尽くそうとします。理想を追い求めるのとは少し違うのですが、「この物事に対して、少なくとも自分がやれることはすべて出し尽くそう」という気持ちで常に生活しています。

でも実はこれって結構疲れるんですよね。物事に取り組む姿勢のハードルが非常に高くなり、自分の中での最善を尽くせてようやく合格点、そうでなければ不合格、という世界観で生きることになります。つまり、かなり自己評価のハードルが高い状況になります。
当然、物事がそう上手くいくことはありませんので、結果として自己評価はかなり低い状態になりがちです。もっとうまくやれた、こうすればよかった、という反省が常に生まれ、不合格のレッテルを自分に貼り続けることになります。

とはいえ、前述のとおり何かと懸命に取り組むことから、たいていのコミュニティ(最近は主に仕事)で他の人からはいい評価をいただくことが多いです。
客観的に見て、常に最善を尽くそうと努めており、それなりの結果を出してはいるので、そこ自体は特に謙遜するつもりもなく、妥当な評価だなというようには感じています。
ただし主観で見ると、まったく基準を下回っていて、「まだまだやれた…」「もう少しうまく立ち回れば…」「あそこではこうしておくべきだった…」という反省が多く、他者からの評価と自分の評価の中に、大きなギャップが生まれるケースが非常に多いです。

他の方からは「○○さんなら!」と期待をして頂くわけですが、自分では常に自分に対して不合格を出し続けている状況ですので、その中で人からの期待に応えつつ、自分の評価のハードルも越えるために頑張り続けるというのは、結構しんどいものです。
そもそも、あらゆることを(自己基準の範囲とはいえ、)常に全力でやり続けるなんていうことは、通常の人間は不可能なはずですね。

自分語りが過ぎましたが、とにかく、今回の杏さんの映像からは、同じような雰囲気を感じました。いろんなことにチャレンジしているだけでも十分すごいのに、自分を認めてあげられるラインが高く設定されているため、一つ一つの物事への取り組みが非常にタフであると感じます。自分の成すことに常に満足できず、努力を塗り重ね続けているという印象です。

そんな、自分と同じにおいのする杏さんだからこそ、応援したくなるのかも知れませんし、それでもああやって努力し続けている姿に憧れるのかもしれません。

杏さんの足元にも及ばない小さな人間ですが、心と体の健康を大事に、長くご活躍されるように応援し続けたいと思います。
そして、私もそんな杏さんの活躍を見ながら、自分を鼓舞して精進していきたいと改めて思ったのでした。