ぱらのからの - from PARANO -

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SketchUpでDIYの設計図を描いてみました

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設計図と言えば手書きが一番!!

 

・・・と思っていましたが、意外と使いやすいですね、3DCAD。

 

3DCAD - SketchUp

www.sketchup.com

(※説明書きが英語ですが、日本語対応のサイトです。)

 

CAD(きゃど)というのは、主に工業や工学の現場で用いられるソフトウェアのことを指します。何をするソフトかというと、コンピュータ上に3Dないし2DのCGを作成して、製品形状の設計を行うためのものです。正確にはコンピュータ上で設計を行う行為をCAD (Computer-Aided Design) と呼ぶので、CADソフトやCADシステムという呼称を用いるのが正しいです。が、通常混同しても困らないので、あまり気にされてはいません。

 

今回私が用いたのは、SketchUpという3DCAD。初心者でも使いこなしやすいとの触れ込みに乗っかって使ってみました。もともとはGoogleのソフトだったそうな。

 

有償の製品版はSketchUp Proというもので、お値段なんと $695 USD ≒ 8万円。($1 USD = 115円換算)

さすがにDIYにここまでは出せませんが、SketchUpにはSketchUp Makeという無償版が存在します。通常のDIYレベルで使用するならこちらで十分そうです。

 

基本的には長方形や円を描いて、そいつを押し出すようにして角柱や円柱にし、並べていくことで形を作っていきます。

 

プラグインが作れる

Rubyというプログラミング言語がありますが、この言語を使ってSketchUp用のプラグイン拡張機能)を作ることが出来ます。少し検索して、DIY用に個人の方が作成した、以下のプラグインを使用させていただきました。

 

www.est.hi-ho.ne.jp

 

このうち私が使用させてもらったのは角材生成(幅・奥行・高さを設定できる)のプラグインと、部材一覧のプラグイン。冒頭の写真にある設計図は私がちゃちゃっと描いた簡単なハンガーラック的なものですが、これに対して部材一覧プラグインの機能を適用すると・・・

 

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このように、パーツを適当に見やすく並べてくれる上に、寸法も出力してくれます。とても便利です。この画面を印刷するなりして材木屋・ホームセンターに行けば、一発で理解してもらえるでしょう。

 

ちなみに、先ほどのサイトに掲載されているプラグインの導入方法(ZIPを解凍して出てくる.rbファイルをPluginフォルダに入れる)は古いようで、こちらを参考に導入されるとよいです。

 

 

設計図をぐるぐる回しながら見ることもできますし、変に端数のある長さを計算せずとも、角から角までつなぐだけで寸法も出せるので、慣れれば紙面より早いかもしれないくらいです。はかどりそうですね。

 

そのうち自分の部屋をこの中に描いて、いろいろ模様替えシミュレーションしてみようかなんて思っていますが、さすがにそこまではやらないかも。笑