空き缶に100円入れて野菜を買える道端の小屋のようなアレ
無人販売所と呼ばれます
法律上の正式名称かどうかは定かではありませんが、公的にも「無人販売所」という名称が浸透しているようです。
安くておいしい!
趣味の家庭菜園で作ったものならともかく、プロの農家さんが規格から外れたものを採れたその日のうちに並べているような販売所も多く、新鮮でおいしい野菜や果物を破格にて購入することが出来ます。新鮮な野菜はどれも抜群においしい!
盗難被害は跡を絶たない
少し古いですがこんな記事があります。
2月1日放送 「無人販売所で相次ぐ窃盗」 | SBSイブニングeye | SBSテレビ
品数と売り上げの関係が半分を切るような場合や、お金を入れる箱ごと持っていかれるような場合もあるんだとか。もちろんこういう販売形態を選んだ以上、多少のリスクは覚悟しなければいけませんし、自分の財産についてはそれを保護する義務がありますから、仕方ないといえばそれまでなのですが、やっぱり日本人としてはそういう話を聞くと、悲しいというか恥ずかしいというか、残念だなぁと思ってしまいますよね。有人のコンビニですら月で数万単位の万引きをされて廃業なんていう話もよく聞きますから、モラルと良心だけに頼るのは難しい時代なのかもしれませんが・・・。
ここで冒頭の写真!
記事の最初に載せた写真は、私が今日仕事中に見かけた無人販売所です。結構住宅街の中の方にあったのですが、何より目を引いたのが生産者の方が手書きしている文句(※クレームじゃないよ)です。
「いつも正直に お金をはらってくださり ありがとうございます」
多分盗難が絶えなかったのだと思います。決して田舎ではない場所なので、いい人ばかり、というわけにはいかなさそうな地域でした。なんとか盗みは減らしたいけれど、買ってくれる人に不愉快な思いはさせたくない、という気持ちで考えられた文章なのだろうなぁというのがひしひしと伝わって来ました(勝手な思い込みかもしれませんが)。野菜を盗られながらも、やさしさと気遣いを忘れない生産者の方に脱帽です。
イマドキの無人販売所
その名もセルフベンダー!
駅にあるカロリーメイトとか菓子パンとか売ってる自販機と同じような感じですね。あれは電子式ですが。むしろゲームセンターのアタリくじ式クレーンゲームの景品ケース的な感じでしょうか?なんにせよ、無人感が増しています。なんでしょう、あの野ざらしの小屋だとものすごく直売感があって、無人だけど暖かみがあるのに、このロッカーだとどうしてもICカードでお支払い感がすさまじいですね。盗っ人共め、こんな寂しい世の中にしやがって!ポイズン!
うちの近くにもプロの農家さんの無料販売所できないかなぁ。。まぁJAの直売所がありますが。笑
みなさんは、無料販売所を利用する際は生産者の方への感謝を忘れず、ちゃんとお金をお支払いしてくださいね!