植物にも血液型がある!?
日テレで木曜21時54分から放送されている番組「街活ABC」。2016年3月3日のテーマは「植物にも血液型がある」ということで、ちょっと気になって調べてみました。
街活ABC
街活ABCは木曜夜に放送される数分程度のミニ番組です。社会人2年目先輩役の女性と1年目後輩役の男性が、恵比寿エリアのスポット紹介をしながら、ちょっとした雑学を織り交ぜてくる番組です。番組名を知らなくても、見たことある人は多いかも。
植物にも血液型がある!?
番組中で紹介されたのは、バラはAB型、イチゴはO型という情報。インターネットで調べてみると、どうも植物の1割程度の種類には、ABO式の血液型があるらしいです。「植物にも血液型が存在する? | 雑学ネタ帳」によれば、主な種類は以下のような感じ。
A型
アオキ、ヒサカキ
B型
イヌツゲ、セロリ、ツルマサキ
O型
ツバキ、ダイコン、ゴボウ、サザンカ
AB型
バラ、スモモ、ソバ、コンブ
信頼できるソースを探そうとしたのですが、ちょっと見つかりませんでした。
この他にも、カエデはO型とAB型の2種類があって、O型のカエデは紅葉時に赤色に、AB型は黄色になるんだそうな。
そもそも血液型って?
いわゆるABO式の血液型というのは、体内の抗原(化学物質)の有無によって決まります。よく「免疫(抗体)がある」とか言いますが、これらは抗原に働きかけて分解するための体内物質です。
血液型に関する抗原(血液型物質)にはAとBがあって、血液中にこれらが片方あればA型かB型、両方あればAB型、どちらも無ければO型の血液型になります。これらの抗原を生成するための酵素を作る遺伝子があるかどうかが鍵になります。
ここまでは「血液中に」という話で進めましたが、実際にはあらゆる体液にこれらの抗原が含まれています。最初にこの抗原が発見されたのが血液中だったため、血液型と呼ばれているに過ぎません。なので植物のように血液が無くても、血液型物質が存在すれば血液型的な分類は可能ということなんですね。
自分と同じ血液型の植物、育ててみようかなぁと思いました。が、私はA型なのでアオキやヒサカキを調べてみたら・・・結構大きい木ですね。室内の観葉には向かないなぁ。。残念。