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ピンポンパールという金魚

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みなさんは金魚というとどのような形の魚を思い浮かべるでしょうか。普通は金魚すくいにいる細長い金魚でしょうか。あるいは真っ黒な出目金と呼ばれる金魚でしょうか。今回は金魚界の異端児のお話。

 

金魚の祖先はフナである

初めに金魚の基本情報から。ご存知の方も多いかもしれませんが、金魚はフナの突然変異種です。色素欠乏で赤色に変異したフナを改良して飼育用に仕上げたものが金魚です。したがって、金魚すくいの金魚のような細長い形が、金魚の最も基本的な形になります。またフナの血を引いていますから、大きなものでは30cmを超えるような大きさまで成長することがあります。

 

金魚の基本三形:和金(ワキン)・琉金リュウキン)・蘭鋳(ランチュウ

金魚の体型は、大きく分けて3種類に分かれます。

 

最もポピュラーで基本的なのが、和金型。細長い形で、まさにフナらしい魚体をしています。泳ぐのも早く、生命力も強いのが特徴です。

 

次に目にするのが琉金型。和金に比べるとかなり体高があります。丸みを帯びた形と、大きく長いひれを持つ種類が多いのが特徴です。金魚をイラスト化するときにはこのタイプが使われることが多いはず。出目金もこの仲間です。

 

そして異端児の蘭鋳型。背びれが無いというとても特徴的な体を持っており、その遺伝子的な影響からか生命力は弱く、飼育の難しい種類が多いです。

 

 

さて、ここまでは金魚の基本をご紹介しましたが、タイトル通り、私が今回紹介したい金魚は「ピンポンパール」と呼ばれる種類になります。

 

これがピンポンパールだ!

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とても丸い!

ひれは短いですが、この種も琉金型に分類されます。まさにピンポン玉のような体の丸さです。パールというのは鱗の特徴からで、写真ではわかりにくいですが、ボツボツと真珠を埋め込んだような鱗を持っています。このような鱗を持つものをパールと呼ぶことがあり、ピンポンパールというなんだか真ん丸な印象の名前がつけられました。

 

飼育自体は難しくありませんが、丸みの由来は脂肪分なので、えさをあげすぎて必要以上に肥えさせてしまうと病気をすることがあります。もとが丸いので、太ったかどうかがわかりにくいのが難しいところ。一方えさが少ないと前後に間延びして、丸みの欠けた中途半端な姿になってしまいます。写真はうちのピンポンちゃんで、体長は4cmくらいになるでしょうか。ピンポン玉よりは一回り以上大きいところまで元気に育っています。

 

賛否両論ありますが・・・

体が丸いので泳ぐのがへたっぴ。浮き餌も上手く食べられないということで、虐待的であるというような批判があるのは当然なのですが、やっぱりそのヨチヨチと泳ぐ姿はとってもキュートなのです。そして大きくなると直径で10cmにもなり、その姿はとても勇壮な迫力あるものになります。沈んだ餌を食べるのは特に苦手でもないようで、ちゃんとお世話してあげれば長生きする種類です。また性格もとても温厚で、気性の荒い種類と混泳させなければ、ふわふわぷかぷかとのんきに仲良く漂っています。

 

美しさと凛々しさが評価される金魚の世界ではかなりの異端児ですが、一定の人気を誇るピンポンパールの紹介でした。我が家の美しい方の金魚も、今後紹介したいと思います。

 

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